HOUSE VISION 2012 SYMPOSIUM BEIJING

HOUSE VISION 2012 SYMPOSIUM BEIJING

2012.03.02 |金| 10:00─19:00
会場|北京大学百周年記念講堂[2階] 多功能庁

登壇者
中国 3名 日本 6名
応募申し込み者
400名以上(応募者多数のため2日間で申し込み締め切り)
会場座席数
280席

概要

日本の家をそのまま輸出するのではない、アジア各国の固有文化を咀嚼した上でそこに未来の家を構想する。中国では中国の伝統文化の上に、どのような未来住宅が構想できるか、インドは、タイは、インドネシアは……。それぞれの文化をふまえた上で、西洋風を上級と考えるのではなく、アジアの住まいや家の未来を一緒に考えていくアジア文化覚醒のムーブメントとして「HOUSE VISION」を機能させていく。 日本の「HOUSE VISION」は、その先行事例としてスタートし、中国、インドなどのデベロッパー、行政担当者、建築家、学識経験者などにこれを見てもらい、各国向けにカスタマイズされた「HOUSE VISION」を各地で展開するきっかけとする。 中国においては調査と研究会を発足しており、2012年3月には北京でシンポジウムが開催され、本プロジェクトの中国展開の足がかりを作る。中国以外の国や都市に関も、機会を捉えて広くアジアへの展開を視野に入れる。
中国からは、周燕珉教授が「中国の住宅間取りタイプの変化とその要素」、建築家・北京大学准教授王昀氏が「現代的な住まいをつくる」、高層エキスパート室内建築士 張静氏が「中国の内装付き住宅の潮流」というテーマで講演。日本の住宅については、都市再生機構(UR都市機構)・技術研究所滝川光是氏、建築評論家・編集者植田実氏、建築家難波和彦氏、建築家・馬場正尊氏、建築家・藤本壮介氏が、それぞれの住宅に対する視点を発表した。
ディスカッションでは、周、王、難波、村松の4氏が討論を行った。内容は、日中のモダニズム受容の歴史の差異、住宅に体する尺度の違い、家族のかたちの変化、少子高齢化、コミュニティ再生、少子高齢化、住宅リテラシーなどと多岐に渡り、「目先の問題の解決に精一杯だが、もうすでに見えている家族の変化、社会の変化に対応した住まいを考える時間も短い」(周氏)、「建築の決定的な尺度は時間。すぐに効果が現れるものではなく、じわじわと人の意識を変えていくもの。文化とはそういうものだし、住宅リテラシーもそういうものだと思う」(難波氏)など、現実を見据えながら、未来の暮らしを考察した。